水曜日, 8月 09, 2023

銀座に向けてのナイフ56

銀座に向けてのナイフの続きです。
焼き鈍しした銅板を肩にセットし、真鍮のネジを置いて…思い切り叩きます。
あまり何度も叩くと、変な風に変形してしまう事もあるので、2〜3回程度叩いて整形します。
焼き鈍しした銅板は、すごく軟かいので、こんな形にカンタンに整形できますよ。


では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
プレスし終わったのがこちら。
ネジが入るスペースができました。
でも周りがシワシワ…。
けど、大丈夫です。


槌目を付けるため、カチカチとやりながら、修正して整形していきます。


この作業、けっこう楽しくて…写真撮り忘れてます。
なので、いきなりですが4個のパーツ完成!。
すでに鋲の穴あけも終わってますし、ケースの外形に合わせて整形も完了しています。
ケースは、微妙に歪んだ形になっているので、4箇所それぞれの場所に合わせて整形しています。ので、番号を振って、位置を間違わないようにしています。


前のタガと同じく、鋲を準備します。
今回は、けっこう太い銅釘を使います。
タガと同じく、槌目をつけていきます。


長さにカット!。
短いように見えますが…釘がけっこう太いので。
これでも10mm弱ありますよ。
この釘の切断は、さすがに100均のニッパーでは難しかったので、高圧ニッパーで切っています。


で、プレスしたパーツに接着剤を塗りたくり、真鍮ネジ(雌ネジ)を入れて本体に接着。
併せて、鋲も差し込んでいきます(もちろん接着剤で固定)。
これだけでもけっこう良い雰囲気でしょ〜(自我自賛)。


この後、一番苦手な革細工。
まぁ、小さい吊り下げ用のD管付きのベルトですから、そんなに大した工作では無いのですが…、どうも苦手なんですよね。
一応、取り付け金具は4箇所。
前後、または左右にD管のベルトを付けて、紐を通せば、肩から掛ける、首から下げる、腰に巻き付けるなどできるようになります。
2箇所のD管ベルトを付けないところ、何も無いと寂しいので、黒蝶貝のリングを作って、飾りとして付けられるようにしました。
黒蝶貝は…ユザワヤさんで買ったボタンを流用しています。


さて、これで作成に関する記事は全て終了。
今回が銀座に向けてのナイフ作りの本編記事の最終回となります。
次回は完成品の紹介で結びです。
完成品は銀座ブレードショーの前日に公開した記事でも軽く紹介していますので、コチラをご覧ください。
また明日、3作品をちゃんと紹介しますね。
ではでは、今日はこんなところで。

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