銀座に向けてのナイフの続きです。
さて、いよいよNo3のケースを加工です。
艶消しのカシュー。結構イイ感じになりました。
ちょっと布目が埋もれてしまったのが残念ですが、これはこれでイイ感じなのでOKです。
このままでは「アンティーク」という感じは湧かないですよね。
さてさて、ここからが結構大変な作業となります。
では、続きは下をポチッとな!。
No3のナイフ柄のエンド(柄の後端)にバットキャップを被せましたが、それと同じものをケースの先端に取り付けます。
材料は、前のバットキャップと同じ、銅のパイプを塞ぐパーツです。
加熱(赤熱化)して焼き鈍ししていきます。
1回めの加工。
少し丸みができた感じ…。
2〜3回めくらいの加工。
だいぶ丸みが出てきました。
5〜6回くらい目。
薄く広げて延ばしていく感じ。
もう何回か判らないくらい焼き鈍しして叩いて…の繰り返し。
だいぶ大きくなってきました。
薄く広げていく感じです。
さらにさらに大きく。
だいぶ大きくなっているの分かりますか?。
サイズ的にはイイ感じになってきたので、今度は少し絞っていきます。
先端にチョコっとだけ付いているのも滑稽なので、ある程度深さがないと…。
ということで、実際のケースに合わせながら加工していきます。
ケース先端のアールに合わせ、叩いて叩いて…形を整えていきます。
左の材料の大きさからは想像できないくらいのサイズになりましたよね。
まぁ、これが鍛金加工の面白さでもあります。
ということで、先端にジャストフィット!。
ここまで…ほぼ丸一日かかってしまいました。
これでは採算取れないなぁ…なんて思いながら作業。
まぁ、フラッグシップモデルということで。
ではでは、今日はこんなところで。
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