金曜日, 1月 26, 2024

銀座に向けての3本 の10

銀座に向けてのナイフの続きです。
前回の治具を使って、垂直に穴あけ完了です。
タング(柄に埋まる部分)を埋め込む穴、今回は2つの穴をあけて繋ぐこととしました。
このほか、穴あけはいろいろなやり方がありますが、またそのうち?紹介しますね。


では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
2つの穴を繋いで1つの長細い穴にします。
この状態ではまだ完全んではありませんが、もう少し頑張ってタングが入るように加工します。
ちなみに、この穴をつなぐ加工方法ですが…ここには書けない超危険な方法で行っていますので…どうしても知りたい方は、2月11日の銀座ブレードショーで、直に私から聞いてくださいね。


さて、前回、石器風2本の柄材は紹介しましたが、ネイティブ風の柄材紹介をしていませんでした。
こちらも色々悩んだのですが、結果キングウッドを使うことにしました。
キングウッド…結構高価な銘木ですよね。
紫系の硬い木です。
同じ紫系のパープルハートとは違い縞々模様が出ていますね。
前回、紹介した治具に固定して穴あけです。


穴あけの拡大図。
そうそう、穴の位置を正確に開けるため、ちゃんと罫書き線を入れ、センターポンチを打っていますよ。
そして、経が大きいので(φ7mm)、センターポンチだけでは正確に穴あけできませんから、φ3mmの小径ドリルでした穴をあけてから、7mmで穴あけしています。


で、3本のタング用穴あけ完了です。
このあと、あなを更に広げて、タングとベベル(刃の付け根)部分が少し柄に隠れるようにします。
だいたいベベルが2〜3mmほど隠れるくらい深掘りしていきます。
この工程はルーターや彫刻刀、ヤスリなどを使って行います。


ではでは、今日はこんなところで。

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