随分ナイフネタから遠のいてましたが…また再開します。
焼き入れから帰ってきました。
こんがり狐色ですね。
前にも書きましたが、今回の鋼材は初めて使う鋼材2種です。
上の1本(ネイティブ風)がAUS8、下の2本(石器風)がSDLです。
では、続きは下をポチッとな!。
早速、石器風の黒染めをします。
使う薬剤は、塩化第2鉄とステンレス用ガンブルーです。
きれいに?黒く染まりました。
やっぱりギラギラしてると「石」という感じには見えませんが、こうやって黒く染めると「石」っぽくなります。
前回、小さいピースでテストしたんですけど、この上から漆(透明)を塗ると、艶が出て、より石っぽくなるのですが…。
どうもコーティング系は後々「剥がれる」ことがあるので…、剥がれると「超カッコ悪い」と思いますので、このまま進めます。
さて、石器風の柄材を決めていきます。
まず、包丁風(写真上)のは、ボコテ。
黄色と黒の縞々がある銘木です。
尖頭器風(写真下)は本紫檀です。
さてさて、柄材が決まったところですが、いきなりアルミ材の切り出し?。
じつは、これ、治具作りです。
これから、柄材に刃を入れるための穴あけをするのですが、柄材をドリルに垂直に固定しなければなりません。
通常であれば、マシンバイスを使って固定するのですが…。
柄材が長いため、普通のマシンバイスにセットすると、ボール盤の懐に入りきりません。
なので、バイス代わりの治具作りです。
まぁ、治具と言っても、アルミのL字材2つだけですけどね。
だいたい長さ80mmくらいのを2本切り出しています。
これを柄材にCクランプで固定します。
だいたい売られている木材は、きれいに研削されていて、ほぼほぼ面が出ているので、平行な面を治具に当ててCクランプ2本で定盤上で固定します。
定盤の上で固定しないと…2つのL字材で垂直が出せないですからね。
これで、治具で固定した面の垂直は確保されたので、横の面の垂直をアングルを使って出します。
ちょっと軽めに固定して、小ハンマー等で叩きながら調整し、垂直が確保できたらガッチリ固定します。
ではでは、今日はこんなところで。
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