さて、いよいよ明後日、銀座ブレードショーですね。
ブログで取り上げている3本のナイフ、先日やっと完成しました。
ブレードショーの前にお披露目しておきますね。
細かいところはブレードショーで、当日、じっくり見てください。
先ずはこちら、ネイティブ風です。
では、続きは下をポチッとな!。
諸元を改めて。
鋼材はAUS8の5mm厚です。
全体的にコンベックスグラインド(蛤刃)になっています。
ベベルの処理は#1500のキラキラ光るBen2独自の仕上げにしています。
このキラキラ光る仕上げですが、ラフに使って少し傷がついても殆どわかりません。
また、キラキラしているので、目立ちますよ。
柄はキングウッドで、彫刻刀で彫って仕上げています。
ケースは5mm厚の床材をベースにして、豚革、牛革のスエードを貼っています。
縫いは豚革の紐を作って、それで縫っています。
色合いは…私の感性?…ですが、ネイティブ風になったかと思います。
お次は尖頭器型石器風です。
写真の撮り方が悪く、何か全体に紫っぽい感じですが、ナチュラルなアイボリー系の革を使っています。
諸元です。
鋼材はSLDの6mm厚を使っています。
前回作った尖頭器型石器風は4mm厚でした。
今回のは…2mmの差ですが、とても厚く感じます。
ちにみ、見た目ダガー(双刃)風ですが、スエッジ(背側)は厚み3mm残していますので問題ありません。
柄は本紫檀を使っています。
ケースは前と同じく5mm厚の床材をベースに、豚革、牛革を貼って…革紐で縫っています。
今回の装飾は色違いの革と紐の組み合わせだけにしました。
最後、包丁タイプの石器風です。
鋼材、仕様は前の尖頭器型石器風と同じです。
柄はボコテを使っています。
ケースも仕様は同じですが、色が違いますね。
あと、紐の装飾ですが、こちらは、うちの奥様が編み物で使っている「キビソ糸」を使っています。
キビソ糸は、蚕さんが本格的に?糸を吐く前、試し吐き??で出す、希少な糸です。
うちの奥様はこれを草木染しています。
今回、ちょっとわがまま??を言って貰いました。
ちなみに、2色とも玉ねぎの皮で染めていますが、媒染の違いで色が変わっています。
ではでは、今日はこんなところで。
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