銀座に向けてのナイフの続きです。
No1の作業を進めていきます。
いよいよ外の革を貼っていきます。
記事には載せていませんでしたが、口側に少し(約15mmくらい)量を増してます。
先日紹介した、隙間を埋めるための革を貼りましたが、このままでは入り口の上下の部分、木がモロに当たる感じで、柔らかさがありません。
ので、少し量増しをしています。
柔軟性を持たせるため、薄い床材を3重に巻いて作っています。
で、外側の革を貼っていきます。
では、続きは下をポチッとな!。
そうそう、革の配色はこんな感じにしましたよ。
上から豚のベージュの革。こちらは表側(銀面)を使っています。
次が牛革で少し荒れた感じの革です。こちらも表側を使っています。
次の赤いのは豚革。コチラは裏面(スエード)を使っています。
先端は牛革で、コチラも裏面を使っています。
写真は既に接着が終わっていますが、接着剤はスーパーX系です。
接着時の固定は、先に紹介した荷造り用の紐でグルグル巻きにしてましたよ。
さて、作業を進めます。
縫うための穴あけをしていきます。
私のこのシリーズ、革紐で縫うタイプの時は、菱針では紐が通せないので、丸ポンチで穴あけをします。
穴径は、使う紐によって多少異なりますが、今回は2.5mmで穴あけしています。
それと、写真では分かりませんが、穴あけは片側を先に穴あけして、反対側の穴は後で開けます。やり方は…説明が難しいので、そのうち紹介しますね。
両面に穴あけをして、軽く両方の皮を接着。
余分な革を裁断します。
ここでは革包丁や鋏は使いません。
切り口が綺麗すぎたら…せっかくのディティールが台無しですからね。
随分前に作った石器風ナイフのギザギザ刃で裁断していきます。
革紐の用意。
以前仕入れた豚さん半頭分の革を紐状に切っていきます。
流石にここは鋏で…紐は拠りながら縫うので、まぁ切り口は…です。
1本の長さは1mくらい。
当然縫うのには短いので、途中で継ぎ足しながら縫っていきます。
それから、当初よていしていた、リングですが、見た目が大袈裟に見えるので、革紐の輪っかに代えることにしました。
ので、革紐を作りますが、「吊るす」ことを考え、中にケブラー系を仕込みます。
では、今日はこんなところで。
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