銀座に向けてのナイフの続きです。
本体、完成しましたので、これからケースの作成に入ります。
今回のケース、3本とも木鞘になります。
私の作る木鞘は…日本刀の様な木鞘ではありません。
今回、No1とNo2はネイティブ系の革張り、No3はアンティーク系で銅の「箍(たが)」をつけたタイプにします。
木のケースに拘るわけではありませんが、以前作った木鞘のナイフが、とてもお気に入りなので、それに倣う形で作ることとしました。
まぁ…、結果からすれば(これを書いている時点で、ケースはほぼ完成しています)、余計な手間が掛かり過ぎて、時間ばかりかかってしまうし、時間かけた割に見た目は殆ど変わらない…ということで、木のケースは今回限りとする予定です。
あと、本文の前に一つお断りを。
ケースは3本とも同じ様な工程なので、3本まとめての紹介となります。
では、本題に。
ブレードの型紙を流用して、型を取ります。
基本的には現物合わせで作っていきますが、ナイフ本体には柄が付いていて、型取りできないので、鋼材の型紙から取ります。
あと、木鞘の材料ですが、「朴」を使っています。
No1とNo2は厚さ5mm、No3は筒状にするので、15mmを使いました。
では、続きは下をポチッとな!。
上の写真、マスキングテープが3箇所貼ってあるの、違和感ありますよね。
これ、ちゃんと意味があってやってます。
木鞘は2枚合わせで創ります。
左右の板がズレない様、合わせるピンを打つ穴を開けます。
左右それぞれに同じ位置に穴あけ穴あけが必要なため、この段階で決めておきます。
マスキングテープに罫書き針を打って、ここを基準穴?として穴あけをします。
それから、左右の位置がずれない様、ポイントの位置を計測。
併せて、背の部分の一番狭いところの位置も計測。
ポイントの寸法、背の一番狭いところの寸法を書き込みます。
ポイントの位置と、背の一番狭い位置に型紙を合わせ(もちろん裏返にして)、型を書いていきます。
併せて、基準穴?用の位置に罫書き針でマークします。
こんな感じですね。
上のが最初に書いた右側、下が左側になります。
同じ位置に基準穴?が取れました。
ちょっと判りづらいですかね…(悪文で申し訳ない…)。
左右の型取りができたので、分割するための線引きをします。
これで、なんとなく理解していただけたでしょうか??。
次回以降、作業が進んでくると、判って頂けるかと…思います。
ではでは、今日はこんなところで。
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