今日も銀座に向けてのナイフの続きです。
前回までで、3本の木鞘、完成しました。
こうやって3本揃うと、いい感じですね。
木鞘は良いと思うのですが、どうも手間が掛かってしまいますね。
あと、私の場合はこれにまたいろいろ細工するので…とても手間がかかります。
「手間が掛かる」=「工賃が掛かる」=「お値段アップ」となってしまうので…少し考えないと…。
今回は、あまり手間やお金のことは考えず、フラッグシップモデル?的なナイフと位置付けて作ります。
今日は、あまり内容がありません…が、続きは下をポチッとな!。
今日は革選びについて…。
No1とNo2のナイフケースには革を貼ってネイティブ系に作ります。
ここでどんな革を使うか…。
これ、結構重要です。
これで見た目全然変わりますからね。
一応、時代考証も頭に入れて考えますよ。
基本は茶系で…。
そのままノーマルに作れば、こんな風に2色程度で作るのかな?。
けど、昔々の人にとって、ナイフって結構特別で貴重な物。
そして、ステータスでもあったと思うんですよね。
なので、少しでも目立つように色々飾ったと思います。
ただ、ゴチャゴチャ飾り立てたら品がないので、私は控えめに。
上の2色ではつまらないので、アクセントで赤を入れてみます。
こんな感じです。
全く違ってきますよね。
ちなみに、昔々にも紅殻(ベンガラ)という赤顔料がありましたよ。
黄色もウコンは昔々から色付けに使われていましたよ。
なんて…感じで、革選びだけですごい時間を取っています。
赤や黄色を入れてアクセントもいいのですが、モノトーンも良いですよね。
口側からやや濃い茶、焦茶、薄い茶と3色のモノトーン。
口側を少し濃くしてもう少しアクセントを強く…。
少し黄色が入った茶を入れて、微妙な彩が出てくる感じもいいですよね。
ベースの色は同じですが、アクセントの焦茶を少し薄い色に。
これもアリですよね。
もぬ一度初心に帰って?、赤い色を入れて…焦茶は紐の色を考えています。
なんて…感じで、革選びだけですごい時間を取っています。
これ、No1のナイフですから…。
No2のナイフも同じように色々考えます。
柄の色によってナイフの見た目がガラッと変わりますが、その柄が見えるケースは、柄の色に合わせ、かつ、柄を引き立たせる、又は柄と一体感を持たせる色合いにしないと…です。
この手のナイフ、石器風の時もそうですが、色々悩みます。
ではでは、今日はこんなところで。
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