銀座に向けてのナイフの続きです。
前回で、柄とほぼ同じくらいの径まで大きくできたので、今度は少し絞って、咥えシロを作っていきます。
話は逸れますが、鍛金加工、非常に面白いです。
前に紹介した、ペンの作成でもそうですが、金属が思い通り(なかなかおも通りにはいきませんが…)の形に作り変える。
鍛造に近い感覚があると思います。
鍛造は赤めた鉄等が冷めないうちに叩き込みますが、こちらは結構のんびりできるところが良いです。
また、大きな設備も要らないので、けっこう手軽にできますからね。
ただ、材料は柔らかい金属に限定されますね(当然鉄は無理ですね)。
では、続きは下をポチッとな!。
どんどん絞っていきます。
下の裾の部分が伸びているように見えますよね。
どんどん絞って柄と同じ径にもっていきます。
咥えのシロ部分がハッキリしてきました。
これで、径もほぼ合ったので、完了とします。
さらっときましたが、これで丸々1日を費やしています。
あまり急いで加工すると割れることがあるので、何度も焼きなましをしながらの加工です。
鍛造に比べれば手軽にできますが、それでも時間はたくさんかかりますね。
で、写真を撮り忘れてますが、柄尻部分を削ってバットキャップに合わせ、接着します。
接着は口金と同じく、エポキシに黒の顔料を入れたモノを使っています。
接着剤固まるまで、この状態で一晩おいて、明日は万力から外して1日中放置です。
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