月曜日, 11月 07, 2016

コンテストナイフ28の作製記 32

今日もコンテストナイフの続きです。

焼きに出している間にハンドル材の方を加工していきます。
とは言っても、1週間もしないで焼きから戻ってきますし、平日は殆ど作業ができないので、まぁ…ほんのチョット進めば良いかな?。


では、続きは下をポチッとな!。

続きです。
上の写真でもやってますが、丸めるために多角形の角を削って、さらに多角形にしていきます。


この辺りになってくると、削りも少しづつになってくるので、中目のヤスリが重宝しますが…、アルミは柔らかいので目が詰まりますね〜〜。チョット削るとあっという間に目詰まりしますので、真鍮ブラシが手放せません。


さて、そんなこんなの工作をしているうちに、ブレードが焼き入れから戻ってきました。
こんがりキツネ色です(軽く酸化皮膜が付いてます)。
 

さてさて、磨きに入る前に、前回紹介した丸い穴を綺麗に成形しておきます。
ここはルータービットで少しづつ削って「丸い形」を成形していきます。
蓋にするのはφ10mmの銅または真鍮を予定していますので、φ10mm以上にならないように気をつけます。


一応、上の写真がビフォーでしたがアフターなんですが…微妙な違いなので判らないですよね。
そうそう、ブレードの丸の内面が直線で円形になってませんが、ここは後ほど加工します。


上面も同じように加工していきます。


加工中のアップです。
穴の外側に罫書き線が見えますが、そこまで穴を広げます。
さて、このルーター、ボール盤に固定して使うフレキシブルシャフトのルーターです。普通のルーターを使うと回転数がとても早く、ちょっとの失敗が大打撃になるので、低速で使えるこのルーター?はお気に入りです。


大打撃の失敗もなく、成形完了です。


さてさて、ここで計量を。
ハンドル材は約184g。前回紹介した計量から20gほど軽くなりました。


で、ブレードも付けて再計量。
なんとか500gを切って、430gまで軽量化できました。
この後は、もう少し面取りなどの削りをしますが、微々たる削りですね。また、磨きがメインになりますので、大きな減量は無理だと思います。
最終的な重さはこの数値か、数グラム軽くなるだけかな?。
 

ではでは、今日はこんなところで。

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