水曜日, 11月 23, 2016

コンテストナイフ28の作製記 44

今日もコンテストナイフの続きです。

材料の切り出しも終わったので、組み付けに入ります。
前にも書いた通り、この鞘は、厚みの関係から前後別パーツから作っています。
前方(刃側)は厚み8mm、後方(柄側)は厚み15mmの朴の木から作ります。
で、この前と後ろの2枚を貼り合わせるのですが、そのまま端面だけで接着するのは強度的にアウト!なので、柄側の方を少し削って、刃側の材がオーバーラップして接着できるように加工してます。
↑ん〜…文章でこういうのを説明するのは難しいですね。


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続きです。
柄側を、刃側の材料が食い込むように削っていきます。
最初はハンドフライスで加工したのですが、木目の方向が悪くて、どうもうまくできない…ので、やっぱり手加工で!。


ヤスリとノミで、こんな形にします。


で、刃側の材料と合わせてみると…、ぴったり!。
若干段差があったりするので、ここは微調整をして、きれいに面一(ツライチ)になるようにします。


反対側も同じように加工します。


で、接着!。


ガッチリとクランプで固定します。
ちょっと写真では分かりづらいのですが、曲がって固定されないように、アルミの板材を宛て木にして固定しています。


で、接着完了!。
柄側と刃側ので色味が違いますが、同じ朴木ですよ。


さて、これを2枚合わせて、上から見てみるとこんな感じになります。


ではでは、今日はこんなところで。

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