土曜日, 6月 24, 2023

銀座に向けてのナイフ20

銀座に向けてのナイフの続きです。
穴を開けた口を少し広げます。
これで、タングの付け根のアール部分まで入れることができます。
ちょっと判りづらいですが、前の記事にあるブレードのタング部分を見てみてください。
この加工を手ヤスリでやると、時間がかかるので、リーマーでガッツリ削り取ります。


では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
とりあえず、本体を挿して、埋まったところにマーキングして…


どこまで埋まっているか確認。
当初の予定通り?、埋まるのを確認です。


さて、ここからが結構な難工事。
銅を叩いて作った口金(ヒルト?)の形に合わせて、柄材を削っていきます。
こういう作業…全て「引き算」ですからね、削り過ぎたらアウト!。
まぁ、この段階では、表に出るようなところはありませんので、多少の誤差はOKですが、慎重に作業を進めます。
少し削っては、口金を当ててみて様子を探り…の繰り返しです。


そうそう、当たりを見るのに重宝するのがコチラ。
以前クロッキー(絵画手法)用に買った極太のシャープペン。
芯径5mmくらいかな??。
芯は4Bくらいの柔らかさなので、こういう銅などにも書くことができます。
で、口金の縁の部分、内側をガッツリと塗り、柄材に合わせると、接している部分(当たる部分)が黒くなるので、削る目安になります。


ホルダーシャープはこんなもの。
今はあまり見なくなりましたが、まだ売ってるのかな?。


まぁ、このホルダーシャープでなくても、絵画用の?4Bなどの柔らかい鉛筆で塗れば同じですけど…文房具のオタクとしてはコチラかなぁ。
ではでは、今日はこんなところで。

2 件のコメント:

  1. 5.6mmのやつですね、全く同じモノ持ってます

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    1. 匿名さん、コメントありがとうございます。
      同じものとは…奇遇ですね。
      口金とお尻が真鍮で、良い色になっているのがお気に入りです。
      私は(確か)池袋の世界堂で手に入れたように記憶しています。
      太くて重宝しています。

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