銀座に向けてのナイフの続きです。
24時間、放置して、接着剤が固化したのを確認。
いよいよ、柄の外径成形をしていきます。
そうそう、前にもお話ししましたが、私は「成形」と「整形」を使い分けています。
字の如くですが、「成形」は荒削りで形を作っていく段階。
「整形」は形を整えていくという意味で使っています。
では、改めて、No1の成形からスタートです。
毎度おなじみ、鋸ヤスリ!。
鉄(鋼材)でも大活躍ですが、木に対しては「神の道具」ですよ。
面白いほどザクザク削れます。
ただ…調子に乗っていると削り過ぎてしまうので要注意です。
では、続きは下をポチッとな!。
鋸ヤスリで縦・横の4面を成形していきます。
正規のラインより2〜3mm余裕をもって削ります。
次に、斜め45度に万力にセットして4角形→8角形に削っていきます。
ここは、さすがに鋸ヤスリを使うと行きすぎる可能性があるので…普通の荒目のヤスリで削ります。
8つの削り出した面が、だいたい同じ幅になるように削っていきます。
後ろから見るとこんな感じです。
まぁ、良い感じの8角形になっています。
尻の面を整えています。
中心に山頂がくるように削っていきます。
作業中の写真はありませんが、8角形→16角形にしていきます。
ここでも各面の幅が同じくらいになるように削っていきます。
16角形になってくると、ほぼ円に近くなります。
持った感じも、普通の柄を持った感じと変わりませんよ。
なので、ここで色々と握り込んでみて、不具合などがあったら微調整していきます。
とは言っても、こういう削りの作業は「引き算」なので、一度削ってしまうと元に戻せないですからね。
慎重に作業を進めます。
ではでは、今日はこんなところで。
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