月曜日, 12月 05, 2016

コンテストナイフ28の作製記 53

今日はコンテストナイフの続きです。

さらに、今日は、また木の鞘に浮気?します。

軽く外形をザグッて、形のイメージを作ります。
使うヤスリはいつもの?ノコヤスリ。ザクザクと気持ちいいくらい削れますが、気を緩めると?思った以上に削れてしまうので、こういう柔らかい材料はちょっと危険です。


では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
厚いところもちょっと整形してみます。


粗方削ってみた感じは、こんな感じですね〜。
最初のデッサンに従って、削る目安のところに線を引いておきます。


さて、いよいよ左右の材料を貼り合わせますが、その前に!。
入れた刃がガタつかないように&刃のロックのために、フェルトを貼ります。
その位置決めで、こんな感じで貼ってみようかな?。


フェルトのをそのまま貼ってしまうと、厚みの分鞘からはみ出して(浮き出して)、刃を入れるときに引っ掛かってしまう可能性があるので、フェルトの端の部分の厚みの分だけ、鞘の内側を削ります。

フェルトの貼り方と刃をロックするイメージはこんな感じです。
刃のロックは、刃のリカーブ(内反り刃)の所のクビレを利用して、フェルトの厚みで刃が出て行かないようにします。
結構微妙な加減が必要です。


フェルトの入るところを削りました。
彫刻刀で様子を見ながらチマチマと…けっこう地味な作業です。


フェルトを載せてみます。
だいたい良い感じ。
そうそう、ちなみにポイント(刃先)部分のフェルトは刃のガタつき防止です。
刃を鞘に入れて、カタカタ音がしてはカッコ悪いですからね。


さて、ここからちょっと塗装を。
鞘の口の中、ここはちょっと見えてしまうので、そのまま朴の木の木肌が見えてはカッコ悪い…?。ので、入り口付近を黒く塗ります。
ここは漆(人工)の黒を使います。


接着面に漆が付くと、接着するときに邪魔ですから、マスキングして塗ります。
フェルトより先は鞘の口から見えることもないので、塗りはしません。


ではでは、今日はこんなところで。

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