水曜日, 10月 25, 2023

関に向けた石器風 13

また間が空いてしまいましたが、関に向けた石器風の13回目です。
撮っている写真が少ないので、次回くらいでこのお題は終了としますね。
では、続きです。
最初に変な写真を。
ケースの口付近に、同軸の電線?を巻いていますが…なんだかわかりますか?。


正解は、紐の固定です。
写真左上にある、茶色のリングを固定しますが…こんな?コードで結ぶわけないですよね。
実は、接着剤で革紐をつけた後、シリコン系の電線で仮固定します。
シリコン系の電線は基本的にあまり接着剤が付きませんからね。
では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
さて、紐の固定を最初にお見せしましたが、その紐を作る工程をあらためて。
このぶら下げ用の紐は革紐を撚って作っています。
なんと、芯にはケブラーの糸を巻き付けて、多少の力が加わっても切れないようにしてあります。
接着剤をつけながら…


こんな感じで巻き込んで撚っていきます。
軟体物に軟体物を巻くのは見た目よりコツが必要ですよ。


で、固定している図をあらためて。
接着剤はスーパーXを使っています。
スーパーXは強力ですよね。
ただ、空気中の水分と反応して固まるようなので…、長時間蓋を開けていると固まってしまいます。作業は手っ取り早く…ってやると、横にはみ出したりするので…慎重に素早く接着していきます。


半日くらい放置して、接着剤が固まったら、ケブラーの糸で縫って完全固定します。
接着剤だけでも充分なのですが、ここは大事をとって?、絶対外れないようにケブラー糸を何重にもして縫い込みます。
最後の先端処理は結んで、接着剤(スーパーX)を結び目につけて完了です。


ではでは、今日はこんなところで。

0 件のコメント:

コメントを投稿