水曜日, 11月 22, 2023

新製品の制作 3

昨日の続きです。
ということで、製品化です。
前回作った試作品から反省点が数点ありますので、こちらの製品にフィードバックしていきます。

まずはベースの本体を作ります。
今回、10本まとめて作ります。
板をカットして焼き鈍し、曲げ加工をして…10本。
結構大変ですね。
けど、パイプから作るよりは手間がすこし少なくて済みます。


では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
口金部分のロウ付けです。
フラックスを塗って、小さくカットしたロウを乗せて、バーナーで炙ります。


ロウが溶けてスッと入っていきます。
前にも書きましたが、使っているロウは低温ロウなので…定義上400℃以下はハンダ付になりますね。


お尻のところも処理します。
このままでは尖ってて痛いですからね。
赤マジックのところでカットします。


糸鋸でカットです。


本体の槌目を取り除いていきます。
これ、結構大変な作業なんですよ。
パイプから作る時は、先端部分のみの鍛金加工なので…当然尖端部分の槌目を取り除くだけですが、このタイプは全体に槌目が入ってますからね。
あと、全体がスプリング状で、そのままチャックで咥えることができません。
ので、芯を作って、その芯に仮固定して…芯をチャックに咥えて加工します。
鍛金の焼き鈍しは少ないですが、槌目取りの方が大変なのでプラスマイナスゼロですかね。


ではでは、今日はこんなところで。

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