日曜日, 2月 20, 2022

磨きのやり方

今日はナイフづくりに欠かすことのできない?、磨きの作業について…少々うんちく??を。
最初にお断りしますが、これは私のやり方なので、正しいかどうか?効率良いか悪いか?判りません。あくまで参考意見?としてみていただければと思います。

では、早速。

磨きで欠かせないのはライティングとルーペ。
ライトはゼットライトにLEDの60W相当を付けています。単光源、いわゆるごく普通の電球タイプです。
あと、ルーペは5倍です。焦点距離の長いタイプを使っています(今度紹介します)。

さて本題ですが。
写真の工程は#1200→#2000への磨き工程です。
まず光の方向。
これを写真の黄色い矢印で表しています。
ヤスリ目は緑の矢印の方向になっています(#1200)。


では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
同じ条件で、光の角度を変えてみました。
斜め左から光が入る様になると、緑のラインのヤスリ目がはっきり見えますね。


で、光と同じ角度に#2000番のペーパー(ヤスリ)を入れていきます。
すると、先ほどと同じ、光のラインとヤスリ目が同じになるので、新しい#2000番のヤスリ目は見えなくなり、#1200番のヤスリ目だけが見えるようになります。


これを続けていき、あらかた#2000番のヤスリ掛けが終わりですが、よくよく見ると、赤矢印のところ、判りますか?。#1200のヤスリ目がまだ残っています。
まだ肉眼見られますが、これがもう少し進むと、肉眼では確認できなくなるので…ルーペ(5倍)で確認しながら#1200番のヤスリ目を全て無くしていきます。


これで一応完了!。
この後、次の番手に進みます。
次は#3000番ですが、#1200番と同じ方向にかけていきます。
この時、また光源の角度を変えて、最初の状態(上から)にして#2000番のヤスリ目が見えるようにして作業を進めます。


ちなみに、このナイフは#2000番の後、青棒でヤスリ目を潰して仕上げています。
青棒での仕上げは、ほぼ鏡面と同じですが、よくよくみると#2000番の目がなんとなく?残っています。

ではでは、今日はこんなところで。

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