日曜日, 9月 25, 2016

コンテストナイフ28の作製記 10

ふぅ〜…。
New iMac & Ben妻のiPhone7の設定、終わりましたよ。
今日は、久しぶりにバイクにも乗ったし、登山ナイフも手を付ける事ができましたよ。
まぁ、バイクは、ほぼ1ヶ月ぶりに乗ったので、バッテリーが上がってました(T_T)。
充電してから、1時間ほど乗り回してきました。
やっぱりバイクは良いですね〜。

さてさて、今日もコンテストナイフの続きです。

が、今日はチョット脱線を。
鋼材や柄材の切出しをしながら、アルミの鏡面研磨について色々試行錯誤をしていました。
この件に関してはプロローグでも紹介しましたが(記事はコチラコチラコチラコチラです)、もう少し細かく。

こちらは色々な研磨剤をテストしているところです。
ペーパー(紙ヤスリ)で#2000番まで磨いたあと、マスキングをして色々な研磨剤をテストしていました。
今回、アルミ研磨のために買った研磨剤、なんと10種類以上!。今まで使っていた研磨剤も含めて20種類以上の研磨剤を試しました。
一言に研磨剤と言っても色々な粗さがあるので、もちろん粗→細に進めますが、その粗さの組み合わせによっても仕上がり方が全然違ってきます。
ほんとに試行錯誤!。なんだかんだで1ヶ月くらい(毎日ではないですが…)悩んでました。


では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
研磨剤の他に、鏡面仕上げとは異なりますが、表面の強度を上げるための処理になる、実はアルマイト処理にも手を出そうかと…思ってました。
実際に、希硫酸も買って12Vの直流電源は古いバイクのバッテリーか、鉄道模型用のパワーパックでもOKかな?。なんて色々準備したり。
で、ただお湯で煮るというのがあるのをネットで見つけて、さっそくテスト。まぁ軽い封孔処理になります(詳しくはググって下さい)。
こんな感じでお鍋にお湯を沸かしてテストピースをドボン。もちろん表面は研磨剤である程度ピカピカにしてあります。


結果はコチラ。
ピカピカだった表面に曇りが…。ん〜これはイマイチ。
アルマイト処理も、特に色付けをする訳でもないので、今回は諦める事にします。
今思えば…なのですが、この状態から更に研磨剤で磨いたらどうなるか…試してみれば良かったと思います。また、機会があったら試してみたいと思います。


この他にも、研磨剤を何も付けずにフェルトやセーム革、布などで研磨してみたり…ホントに色々テストしてました。
最終的にどうなるか…は、後半で紹介しますね。


さて、話を戻します。
柄材の加工から、またブレードに話を戻しますが…色々段取りを考えながらやっているので…、話が行ったり来たりになりますが、お付き合いを宜しくお願います。
さてさて、ブレードの黒皮(酸化皮膜)を取って行きます。黒皮が被ったままで柄材との合わせをしてしまうと、黒皮を取った後に柄材との合わせに隙間ができてしまいますからね(一応、黒皮にもけっこうな厚みがあります)。
こういう作業は、100均のダイヤヤスリが重宝しますね。黒皮はけっこう硬いので、普通のヤスリは…あまり使いたくないですからね。


こんな感じで黒皮が取れます。


ある程度黒皮が取れたら、普通のヤスリに切り替えて、微妙にある凸凹(小さい巣など)を取り除いて行きます。


反対の面も、同じように処理して行きますよ。
ノギスでのザックリ測定になりますが、両面の黒皮処理をした後で約0.1mm強?ほど薄くなりました。


ではでは、今日はこんなところで。

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