月曜日, 9月 12, 2016

コンテストナイフ28の作製記 1

昨日は失礼しました。
もう…、軽い燃え尽き症候群ですね〜。

さて、今日から今年のコンテストナイフの作製工程を紹介して行きますね。
まずは、デザインから。
昨年のコンテスト作製が終わってから直ぐ?にデザインを色々考え始めました。
何をモチーフにしているか…もう判りますよね〜。
やっぱりこの縄文の紋様には惹かれるモノがあるんですよね〜。
何とかナイフに入れることができないか…。
色々考えています。


上の絵で判るように、この時、既にインテグラルで考えてます。
ちなみに、インテグラルというのは、ナイフを造る時に大きな金属ブロックから削り出す方法です。削り出す時には刃も柄も指掛けも…全て1つの金属ブロックから削り出す、ちょっと大変な作り方です。

ではでは、今日はデザイン画をたくさんお披露目するので…続きは下をポチッとな!。

続きです。

一生懸命考えてます。
上から2つ目、なかなか良い感じだと思いませんか?。
これは、そのうち作ってみたい形です。 
けど、何となくギーガーの作品みたい… ギーガーは映画エイリアンのキャラクターを考えた人ですよ。
下に行くに従って、全部を金属では無く、一部を切り取って柄材を埋め込む形になって来ています。紋様のあるところが金属です。


で、一番下の形がけっこう気に入って…、ここから派生して来たのが下の絵。
そうそう、ここで、身近のデザイナーさんから「デザインは余計なモノを引き算して行く」って聞いたので…、余計な?紋様を取り除き、形だけでデザインしてみよう!と描いてみたのが下の絵。


そして、更に更に引き算して、柄のところにあった「S」字形の金属部分も、もっとシンプルに。柄尻にある大きな穴を入れて「9」字形にしていきます。
ん〜…なかなか。悪くないですね〜。


ここで、横から見ただけではピンと来ないので、実際の断面はどうなるのか、色々と考えてみてます。
あと、実際に作る時に、内部構造はどうなるか…も。
まぁ、こうやって考えている時間がけっこう楽しいんですよね。


さてさて、絵に番号が入ってきました。
これは形を切り抜いて実際に持ってみて…の番号です。
同じ様なデザインが並んでますが、微妙に違うんですよ〜。
だいぶ形が煮詰まって来ています。


で、下の絵の7番。これで決定!。
実際に7つほど形を切り出し、それに柄も着けたりしてモックアップを造り、具合を色々試しています。
次回は切り出した型と、モックアップを紹介しますね〜。


そうそう、ここでは7枚しか写真を紹介していませんが、この間に何十枚も絵を描いてますよ〜。
デザインに関しては、色々な事を盛り込んでいるので、そのうち紹介します。

ではでは、今日はこんなところで。

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