今日はナイフの話。
私の作るフォールディングナイフは、セドルチャニーを模したナイフです。
このナイフについては6×6とかで紹介していますので、左のカテゴリーから見てみてください。
さて、2月の銀座に向けてボチボチと作業を進めております。
この作業風景、まぁ、今までも紹介して来たのですが、細かい行風景は見せなかったので、ここで改めて。
曲げの加工とかは6×6で紹介していますので省いて、最後の仕上げのところを。
磨きをしていますが、もともと「U」字の形をしたものを磨くので、そのままではフニャフニャで磨けません。それどころか、材料を曲げてしまう可能性もあります。
ので、刃と同じ厚さの6mm鋼材の端材を利用していきます。
写真のように材料に挟んで磨きをかけていきます。
ペーパーは#320、#600、#1200、#2000と仕上げます。
では、続きは下をポチッとな!。
端面の磨きはこんな感じ。
同じように6mm鋼材の端材を挟んで磨きます。
ちなみに、下でCクランプで固定していますが、革の端材を使って傷が付かないようにしていますよ。
ここはもうお馴染み?の画像。
磨きも終わって組み立てに入ります。
部品はワッシャーも入れて9つのパーツを組み上げていきます。
で、今回出来上がったのはこちら。
両方ともブレードは同じですが、柄の部分に鍛金加工をしてあるかないかの違いです。
ちなみに、鍛金加工すると、材料が思い切り反り曲がってしまうんですよ。
反り曲がったのを修正して真っ直ぐにするのが異常なほど大変なんです。
結構な時間を掛けて真っ直ぐに戻します。
あと、上のノーマルの状態まで磨いてから鍛金加工していくので、二手間三手間多く掛けますので、大変です。
さて、ブレードをオープンした状態がコチラ。
ブレードはヘアラインです。
前にも書いたと思いますが、セドルチャニーは刃付けを鋼材の対角線、斜めに付けていますが、今回作った2本は鋼材に対して直角?です。
この方が、身幅が狭くなってカッコ良いんです(個人的な感想です)。
よかったら2月の銀座ブレードショーに見に来てくださいね。
ではでは、今日はこんなところで。
0 件のコメント:
コメントを投稿