さて、前回のプロローグでアルミ材を決める所から柄の切り出し紹介?しました。
改めてですがアルミ材はA6063。これの厚さ30ミリのブロックから切り出しました。
さてさて、ここでちょっと…前回のコンテストナイフで同じアルミ合金のA5052を使いましたが、鏡面にすることができませんでした。
今回、装飾品にも使われているということで、A6063にしましたが、ホントに鏡面にできるのか…??。
切り出しをしてだいたいの形を成形した後、実際に表面処理はどうかな?。
と言う事で、端材を使って表面研磨をしてみました。
ざらざらのブロック材の表面を#320から#600、#1000までペーパーを掛けたのがコチラです。
まだ表面がザラザラ〜。
ちなみに、一緒に写っている爪楊枝は比較用です。
では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
#2000番まで掛けたのがコチラ。
ステンレスだと#2000辺りで充分写り込みがあるのですが、アルミは表面に写り込みが全くありません。それだけ軟らかいという事ですね。
この段階で、メタルポリッシュで磨いてみます。
おおぉぉ〜…一気にピカピカに!。
爪楊枝がキレイに写り込んでます。
が……。
ちょっと角度を変えてみて見ると…メタルポリッシュに含まれてる?研磨剤でけっこう傷だらけです。真鍮材だと、このメタルポリッシュでこういう傷は入らないのですが…やっぱりアルミは軟らかいです…。
さて、こんな表面状態では……NGですね……。
なので、次はこちらの青棒を使ってみました。
この青棒とバフのセット、いまのダイヤモンドペースとを使う前に、ブレード(ステンレス)の鏡面仕上げに使っていたものです。
こちらも…見る角度によってはキレイになるのですが、やっぱり目(傷)が残ります…。
バフの種類を変えて、フェルトバフにピカール(練りタイプ)を付けて磨いてみます。
まぁ綺麗な感じにできるのですが…やっぱり細かい目(傷)が取れない…。
どうしよう…。
とりあえず、もう少し…あぁ〜だ…こぅ〜だ…っていろいろ悩んでみます。
ではでは、今日はこんなところで…。
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