デスクナイフ６

今日は久しぶりにナイフネタで。

いよいよブレードの研削に入りますよ。
最近のブレードの研削方法は、万力にアルミ板（５mm厚）をセットして、このアルミ板にシャコ万（Cクランプ）２つでナイフをセットします。
けっこう簡単にセットできますよ。


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続きです。

いつもと同じ様に、キツイ角度（だいたい３０°くらい）でブレードの中心線近くまで…とは言っても少し余裕をもって削ります。


これに「これ以上削ってはいけない」マークを付けます。
まぁ、赤マジックで塗るだけなんですけどね。


いきなり、削ってしまいましたが…「これ以上削ってはいけない」マークも無くなっています…ねぇ…。
かなりギリギリまで削っています。辛うじて…先端の方にマークが見えてますね。


この段階で目通しをして、面を出しておきます。
ヤスリ目の方向が前の写真と違っているのが判りますか。


さて、これ以上削ってはいけないマークを再度塗って、刃厚をギリギリまで薄くしていきます。
この段階ではまだ厚みがあるので、ノコヤスリでザクザクと削ります。


いよいよ厚みもギリギリになってくるので、ヤスリを粗目、中目と変えて…面出し（目通し）もやりながら削っていきます。


最後にベベルストップを細丸やスリで整えて完了です。


サクサクッと書いてきましたが、これをバランス取ながら両面加工します。
おまけに…３本分。
小さなナイフですが３本もあると、けっこう大変な作業です。

ではでは、今日はこんなところで。