木曜日, 9月 12, 2024

新しい芋鎚 後編

今日も芋鎚の続きです。
ヤスリの目を細かくしていきます。
このあたりでペーパー(紙やすり)に変えても良いのですが、効率的には棒ヤスリ(金ヤスリ?)の方が早く作業が進みます。
写真は油目の荒い方のヤスリです。
写真には写っていませんが、万力の固定して作業をしています。
また、前回のヤスリがけ(中目)のあと、90度回転させて削り残しの無いようにしていきます。
まぁ、やすりがけの基本ですね。

では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
油目のかなり細かいヤスリに進めます。
私の持っている一番細かい目です。
このヤスリで仕上げると、ペーパーの#600くらいと同等の仕上げができますので、かなり作業が楽になります。
 

ここからペーパー(紙やすり)に切り替えていきます。
これは#600、#1000と進めます。
写真は#1000です。
カメラのレンズが何となく写っていますね。
 

番手を進め、#2000です。
ここまでくるとほぼほぼ鏡面に近くなってきます。
 

さて、今までは耐水ペーパーを使っていましたが、これ以上の番手の耐水ペーパーは持っていないので、ここから空研ぎ用のエメリーペーパーに切り替えます。
こちらは#4000です。
もう完全に鏡面ですね。
ちなみに…ナイフの仕上げだとここからさらにダイヤモンドペーストなどで磨き込みますが、芋鎚はこの状態で問題なしです。

そうそう、打面は2つあるのですが、片方のアールを浅くして磨きましたが、もう片方はそのままの状態で磨きました。
カメラの写り具合がかなり違いますね。
 
 
これで完成です。
これから活躍してもらいますよ。
 
ではでは、今日はこんなところで。

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