先日…と言ってもかなり前に出展した秩父から、文具とは全く異なるジャンルの…「バングル」を展示しています。
作業の合間?を使って、銅管(ハイプ)の端材から作ってみました。
銅管の径は50mmくらいで厚みは1mm程度。
結構ズッシリです。
先ずは、このままでは何もできないのでカットしていきます。
鉄鋸でザクザクと切っていきます。
真ん中の「S」字に切ったのは、少しリーチ(長さ)が少ない気がしたので、斜めにカットしようとしたのですが、そのままストレートでは面白くないかなぁ…ということで、曲げて切ってみました。
当然、鉄鋸では切れませんから、糸鋸で少しづつ…結構難儀な作業になりました。
では、続きは下をポチッとな!。
先ずは焼き鈍しですね。
バーナーで加熱します。
だいたい(見た目で)ですが…この色だと600〜700℃くらいですね。
焼き鈍しはこれくらいの温度で大丈夫です。
焼き鈍しした材料を、いちど板状に広げます。
板状にしたら、これに槌目をつけていきます。
ハンマーは結構重めのものを使いました。
写真の下から2つ目のものは、焼き色がつけられるかテストしたものです。
槌目をつけると、加工硬化によりある程度硬くなってきますので、これを型などを使って丸めてバングルの形にしていきます。
厚さ1mmくらいでも硬くなってくると、曲げるのも難儀になってきます。
形になったら…写真はありませんが軽くヤスリ掛けして酸化皮膜を落とし、バフである程度磨いて完成ですが、今回は、先にも少しテストした焼き色をつけてみました。
軽く炙ることで酸化皮膜が付いて、その酸化皮膜の厚さによって色が変わって染まります。
この酸化皮膜がどれくらい強いのか?、そして使用後の変色は?など色々試したので…まぁ試作的なバングル2つの完成です。
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