水曜日, 9月 06, 2023

関に向けた石器風1

今日から、新シリーズ?。
お題の通り、関アウトドアズナイフショーに向けて、石器風のナイフを1本新調します。
このほか、ちょっと前に作っていた(既に本体の90%完成)ナイフ2本ほど、ケースを作って持っていきます。
なので、計3本、新しいナイフを持っていきます。
他の2本については後日紹介しますね。

では、早速。
先ずはナイフのデザイン。
とは言っても、石器風は大体石の形が決まっているし、柄の形も大体決まっているので…。
一番重要なのは雰囲気作り。
雰囲気作り??…ちょっと理解不能かもしれませんが…これは後ほど。

で、今回は、尖頭器型石器にしようと思います。
こんな感じにとりあえずデッサンを。


今回のデッサン、ケースは描いていませんが、頭の中には大体の設計図があるので…後ほどのお楽しみとなりますが、いざ作る段になると、毎度ですが色々と悩むことになります。
では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
デッサンをコピーして、厚紙に貼り付け切り抜きます。
鋼材に当てて罫書きます。
まぁ、毎度お馴染みの光景です。
今回の鋼材は…。
いつもだったらSUS440Cなのですが、ちょっと手元に良いサイズの440Cがなかったので、今回はD2で作ります。
D2はいい鋼材ですよね。


罫書き終わったら、切り抜き用の穴あけをします。
今回初の試み。
罫書きラインの周りに赤マジックでライン取り。
赤マジックの上に、φ3mmのドリルでザグリを入れて穴あけ準備です。
いつもだったら、罫書きの外側に、「勘」で3mmドリルのザグリを入れてましたが、たまに罫書き線から内側に食い込むことが…。
なので、今回、マジックで3mmの赤ラインを引き、その中に収まるようにザグリを入れました。
こうやって日々進化?(進歩??)していくんですよね。


さて、いよいよ穴あけですが…。
連続で、多い時には100個近い穴あけをするのですが、ドリルの延命措置?で油(切削油)は大切ですよね。
ここでもう少し進化(進歩??)を。


上の写真のアップです。
ダラ〜っと油を垂らしてみました。
一気に5〜6個分に給油。
手間が省けますね…。


と思ったら…。
写真には撮りませんでしたが、切子がたくさん出て、結局油が持っていかれ、1穴ごとに給油が必要でした。
せっかく進化(進歩?)したと思ったけど…。
トライ&エラーですね。

ではでは、今日はこんなところで。

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