火曜日, 6月 20, 2023

銀座に向けてのナイフ16

銀座に向けてのナイフの続きです。
一応、口金の形が成形できましたが、前回書いた通りまだ続きがあります。
写真でお判りのとおり、元のデザインに合わせると、口金が少々大きいです。
このまま作ってしまうと、リカッソ(刃の根本)の部分、要は柄から刃にかけての首の部分がやたら長くなって…かっこ悪い物になってしまうので、せっかく加工したものですが、当初の図面に合わせてカットします。
マジックで印をつけて…


では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
お見事カット完了です。
コチラはNo1の口金です。
叩いて寄せて?いるので、結構厚みが増しています。


コチラはNo2、長さはそんなにカットしないで済みました。
こちらのは少し薄めですが、No2のリカッソ部分の身幅が少し広く作ってあったので、伸ばして伸ばして…少し薄くなりました。
薄くと言っても1mm以上ありますよ。


こちらはNo3です。


で、改めて焼き鈍しして、再度調整を…。
図面に合わせながら、タング(柄に埋まるナイフの根)との兼ね合い(位置関係)も見ながら、少しづつ加工していきます。


左右のバランスもとても大事です。
この後、柄の材料とフィッティングしますが、ここである程度の形にしておかないと、後工程が定まりませんからね。


ではでは、今日はこんなところで。

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