火曜日, 2月 16, 2016

登山ナイフ 26

昨日は失礼しました。
チョット…月曜日から飲み会でしたよ。
楽しかったです。

さて、今日は登山ナイフの続きです。

前回で黒染めが終わったので、ブレードの磨きに移ります。
焼入れ前は#600番まで終わっているので、次は#1000番です。
先ずはブレード(刃)の背から磨いていきます。

登山ナイフ171


では、続きは下をポチッとな!。

続きです。

前回で染めたブレードベベル(刃面)を磨いていきます。
先ずはベベルストップ(刃面の付け根の所)を丸棒を宛木にして磨きます。

登山ナイフ172

で…いきなりですが#1000番の磨きが終わりです。
磨きの順番は、前にも紹介した通りベベルストップからポイント(刃の先端)、ベベル面の順番で磨いていきます。
で、これを2本分、計4面磨きます。

登山ナイフ173

さて、この#1000番で磨きは終わるのですが、上の写真の様な磨き跡が残っているのは戴けない…ですので、ヘアラインを入れていきます。
磨きの時は小さいペーパーで磨きますが、ヘアライン仕上げの時は細長いペーパーを、同じく細長い宛木に宛てて、ベベルストップからポイントに掛けて、一気に引き切ります。
邪な心?があると…途中で曲がったりするので邪念を祓って、一気に引きますよ(少々嘘が入ってます)。

登山ナイフ174

こんな感じで、ヘアライン仕上げも終わり、一応ブレードの完成です。
2本分を同時に進めるのは、効率は良いですが…楽しんで作るのが少々苦になってきますね…。

登山ナイフ175

2本のブレードを背側で合わせてみます。
今は御禁制のダガーに見えますね。やっぱり左右対称のブレードはキレイですね。 でも…よくよく2本を見比べると、リカッソ(刃の付け根)の延長部分、ベベルの背側の所が…ちょっと違った感じに見えますね…。
実は、記事には書いていませんが、削りの段階で少々アクシデントがあって…、奥側のブレードはベベルを少々多めに削っています。
こちらは「私用」という事で、進めていきます。

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さて、ブレードが完成したので、傷や汚れが付かないように、全体をテープで養生してしまいます。が、これからヒルトを接着する所は、キチッとマスキングしておかないといけないので、こんな感じでキレイに処理(養生)していきます。

登山ナイフ177

ではでは、今日はこんなところで。

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