月曜日, 2月 22, 2016

登山ナイフ30

登山ナイフの続きです。

いよいよ接着に入ります。
接着にはエポキシの接着剤を使います。
普段?は5分硬化のを使うのですが、今回はピン打ちもあるので30分硬化を使います。
接着剤に、前々回で紹介した真鍮粉(金の顔料)を混ぜ込みます。量は耳かき1~2杯程度です。一応…耳かきではなく「薬さじ」を使ってます。

登山ナイフ195

では、続きは下をポチッとな!。


続きです。

ブレード(刃)に少し多めに接着剤を付けて、ヒルト(指掛け)を差し込みます。
このとき、ヒルトには接着剤を付けていません。
言葉では言い表し難いのですが…、ブレードにたくさん着けた接着剤を、ヒルトの穴全体に行き渡らせるよう…、何度も抜き差しする様な感じで行きつ戻りつしながらヒルト穴に接着剤が上手く絡まるようにしていきます。
途中、接着剤が足りなくなるようなら、上から補充しながら付けていきます。
とりあえず、こんな感じでヒルトが着きました。

登山ナイフ196

上の写真のように接着剤が溢れている状態で固まってしまうと、後の処理が大変なので、余分な接着剤は拭き取ります。

登山ナイフ197

さて、今回はピンを打つので、接着剤が固まる前に…けっこう忙しい作業です。
で、さすがにピンを打っている写真は撮れないので…打ち終わった後です。

登山ナイフ198

ピンを打ち終わった後、改めて接着剤の状態を確認。
ピンを打つ事で、叩いた振動や微妙な歪み?で接着剤に隙間が生じる事があるかもしれないので…。

登山ナイフ199

接着作業の跡です。
余った接着剤と、ピンの余分なところを切り取った残骸。
もちろん…接着剤は少々多めに作っています。足りなくなって後からお代わりはキツイですからね。
余った接着剤はこのままにして、硬化の目安にしています。

登山ナイフ200

で、いきなりですが、接着剤も硬化したので、Cクランプを取ります。
が、爪楊枝は接着剤でくっ付いてますね…。

登山ナイフ201

ハンドル面(柄側)の爪楊枝と、ハミ出した接着剤を処理して接着工程の完了です。

登山ナイフ202

ところで、余談ですが…。
皆さんは爪楊枝を捨てるとき、こんな事をやっていますか??。
爪楊枝は先がとても鋭角で針と同じ…。これで清掃作業員(ゴミ回収)の方がケガをするそうです。
爪楊枝を捨てる時は、先を折って捨てるようにしています。

登山ナイフ203

では、今日はこんなところで。

2 件のコメント:

  1. こんばんは、アイデア盛り沢山ですね。ハンドルの接着も同色系の色を混ぜると良いかも3パーセント位ですが。

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    1. parksideさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      アイデアなんて言って頂けると嬉しいです。実のところ、かなり…行き当たりバッタリ(臨機応変?)です。
      ハンドル材の接着、実は、まだ顔料使った事は無いんです。
      けど、ボチボチと考えるところがあって、次作では使ってみようかと…思ってます。
      この他に、絵の具代わりに接着剤に溶いて使ったりしています。
      ちなみに…分量は目分量です…(汗 f(^_^;)。

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