日曜日, 7月 23, 2023

銀座に向けてのナイフ40

銀座に向けてのナイフの続きです。
前回、竹で作ったギミックを組み込み終わったので、いよいよ成形に入っていきます。
ケースの外形を切り出していきます。
鋸はいつもの糸鋸。
私の使う糸鋸刃はスパイラルの刃なので、どんな方向でも切れますし、糸鋸にありがちな「曲がってしまう」ということもあまり起きません。
使っている刃は、ワックス用のもので、刃の目立数は少ないのですが、結構いい感じで切れますよ。
よかったらお試しを。


では、今日も写真盛りだくさんで行きますよ。
続きは下をポチッとな!。
続きです。
どんどん切っていきます。
合わせの「シロ」は約1cmくらい取っています。


いきなりですが、切り終わりました。
そして、反対側も切っていきますが、最初に開けた位置合わせ用の穴(ダボ)でしっかり位置合わせできますね。


鉛筆で罫書きを入れて切っていきます。


そして、次は穴あけ。
張り合わせ強化のため、竹籤の釘を打っていきますが、鉄釘のようにそのまま打つことはできないので、下穴を開けます。
結構な数を開けました。
竹籤の径が1.8mmなので、1.9mmで穴あけしています。


写真はありませんが、ダボで位置合わせをして、もう片方にも穴あけをしていきます。
さて、張り合わせの準備ができたので、竹籤で釘作り。
長さに合わせて(少々長め)竹籤をカットしていきます。


で、いきなり接着になってしまいました。
実は、この前にケースの内面、刃を収納する部分にはワックスを塗っています。
ワックスは自家製で蜜蝋をベースにイボタ蝋などを混ぜ込んだ半固形のワックスです。
感覚的には柔らかめの蝋燭の蝋を塗った感じですかね。
で、接着はエポキシを使いました。
クランプでガッチリと固定し、24時間放置。


No2の方も同じように加工していきます。
そうそう、ここでちょっと注意点といかテクニック?を。
板を接着する時、思い切り接着剤を塗ってしまうと…、内側、ケースの中にも接着剤が溢れ出してしまいます。
ので、今回釘穴を開けた辺りまでしか接着剤を塗りません。
これで圧着すると、滲んで?ちょうど良くなっている筈?です。


こちらも接着まで完了!。


ではでは、今日はこんなところで。

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