木曜日, 1月 20, 2022

ペンの加工…

今日は昨日に引き続きペンネタで。
またまた久しぶりにペンの加工について。
以前紹介しているかもしれませんが…。
セミオートマチックのボルトアクションペンの口金部分の加工について。
前から紹介している様に、口金部分は鍛金加工して作っています。
ご覧の様に、焼き鈍しして芋槌で叩いて成形していきます。叩いて窄める感じですね。
写真は成形完了したところです。


成形完了のサインは、写真に写っていませんが、リフィルのポイント(先端の金属部分)が入らなくなるまで窄められたらお終いです。今使っているリフィル(エナージェルやジェットストリームなど)はポイントがφ2mm程度なので、内径7mmのパイプを2mm弱まで窄めることとなります。
では、続きは短いですが…続きは下をポチッとな!。
続きです。
叩いて窄めると、寄せて窄めた分、先端部分の肉厚が結構すごいことになっています。1mm厚のパイプを使っていすので…先端は2mmくらいの厚みになっているかと思います(そのうち1本カットしてみようと思っています)。
で、このまままだとカッコ悪いし、先端がやたら重く感じてしまうので、削ってスリムにしていきます。上が未加工のペン先、真ん中がヤスリで削って成形したもの。ちなみにヤスリは中目を使っています。
そして、下がペーパーを掛けてヘアライン仕上げしたもの(#600)。

またまた写真には撮っていませんが、一応「型」を作ってカーブ(弧)が同じになる様にしています。
こんな感じで、1本1本手間暇かけて…作っています。
ではでは、今日はこんなところで。

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