今日もコンテストナイフの続きです。
前回、ブレードの処理ができたので、いよいよヒルトの加工に入ります。
今回のヒルト、前方向からと上方向からの2方向から入れるような形になります。
よく判らないですよね…。そのうち判るかともいますが、とりあえずヒルトの穴は「L」字の形に切り抜きます。
ヒルトの穴加工は、最近定番のフライス盤で。
まずは、材料の平行出し。
これは、とあるナイフ仲間から頂いたインジケータです。
以前は目見当で平行出ししてましたが、とても簡単にできますね。ありがとうございます。
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続きです。
さすがに中心出しは目見当になります。
罫書き針をフライスにセットして中心線に合わせます。
そして、エンドミル…の前に、ドリルで穴あけです。
鋼材の幅は5mmのつもりでしたが、実際は5.1mmなので、その通りの5.1mmで穴あけします。
2箇所穴あけです。
この切子。とても気持ちいいですね〜。
これをエンドミルで繋げて、第一段階の穴あけ完了です。
さて、再度ヒルト材をセットして前の穴に対してほぼ90度で穴を切り繋げます。
ヒルトの形状の説明は後ほどしますね。
そうそう、ドリル径は5.1mmでしたが、エンドミルは5mm。なので、穴あけが終わった後、0.1mmほど刃をズラして一舐めして穴を広げています。
何気なくサササ〜っと進んでますが、ほぼ1日掛けて作ってますよ。
穴あけが終わってから、ヒルトの形の最終形を切り出します。
最初の写真で、切るための穴あけして切り離していないところがありますが、ここを切り取ってしまうと、フライスに固定するところがなくなってしまうので、穴あけが完了してから切り取ります。
で、とりあえず外形の成形と穴あけ完了です。
ほぼ丸々1日掛かりの作業でした。
ではでは、今日はこんなところで。
このヒルトの真鍮は切り屑を見ると快削ではなく通常のもののようですけれど銅・亜鉛のほかに若干何か混ぜてあるようですね、コンテストの審査会楽しみです。
返信削除横山さん、おはようございます。
削除コメントありがとうございます。
この真鍮材、ハンズメッセで手に入れた格安の部材です。この大きなブロックが1000円…❤️。
なので、成分とか全く判りません〜f(^_^;)。が、横山さん仰る通りなんでしょうね。
何かとても気持ち良く加工できました(^o^)/。
そうそう、コンテストの審査お疲れ様でしたm(_ _)m。