今日もコンテストナイフ2018の続きです。
さて、このナイフ最大の難関?。まぁ大袈裟な言い方ですが、今回のナイフの結構大変なところです。
モックアップやデザインの段階で、刃の穴の中に楕円の「炎の芯」があったのですが、お気付きでしょうか?。デザインとモックアップは前の記事(1と2)を見てみてください。
この「炎の芯」を銅で作る予定ですが、どうやって固定する???。
色々考えた結果、 φ2mmのステンレスのバネ鋼を芯材として固定する事としました。
が、芯材を固定するためには…ナイフ本体のタング(柄に埋まる部分)から芯材が通っていないとシッカリ固定できません。
ので…難工事スタートです。
2mmのドリルで約30mmの長きにわたり、鋼材に穴あけをしなければなりません。
さて、続きは下をポチッとな!。
続きです。
油を足しながら、少しずつ穴あけをしていきます。
ゴリゴリゴリ…でドリルを上げてカスを取り除き、油を足して…ゴリゴリゴリの繰り返しを10分以上繰り返し、穴あけ完了。緊張の連続した密度の濃い時間でした。
こんな感じで、ほぼ中央に!。予定通り??の穴あけ完了です。
改めて距離の計測?。
約27mmくらいを普通のドリルで穴あけです。
ロングドリルも購入を掛けましたが(アマゾンさんで)、この工事までには届きませんでした。
さて、ヒルト材の加工も。
フライス盤を引っ張り出して加工します。
4mmのエンドミルで加工します。
穴あけ後、エンド(端面)の処理をして…
ピッタリ入るようになりました。
さてさて、話を変えて。
次のナイフショー、1ヶ月後に岐阜県の関市で開かれる刃物祭りと同時開催の「アウトドアズナイフショー」ですね。
実は、このナイフショーに出展することとなりました。
私のナイフショーの出展は3度目となりますが、今までの2回は展示テーブルでの参加で販売はしなかったので、今回生まれて初めての販売出展となります。
とりあえず、今まで作り貯めた?作品と、定年後を見据えて作り始めている量産タイプを持ち込みたいと思います。せっかくなので、私らしい?「変なナイフ」でテーブルを統一しようと思ってます。また、間近になったら何を持ち込むか紹介したいと思います。
ナイフショーにお越しの際は、ぜひ声を掛けてくださいね。
ではでは、今日はこんなところで。
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