お魚ナイフの量産タイプの続きです。
前回、ヒルト材の木に穴あけをしたので、その穴を繋げていきます。
繋げるのはもちろん糸鋸ですね。
私の使う糸鋸刃は、前から書いている通りスパイラル型です。おまけに、ワックス用ですよ。
ここでちょっと改めて、この糸鋸刃について。
ワックス用で銀細工のコーナーなどで扱われています。太さは私の知る限り2種類あるようで#0と#1です。私は細い方の#0を使っています。
ワックス(蝋です)用なので、あまり期待せずに買ってみたのですが、鉄以外の物はほとんどが切れます。 真鍮材やニッケルシルバー(洋白)もこれで切っています。もちろん木もザクザクと切っていますよ。
思った以上によく切れますし、スパイラルなので刃の進む方向性がナチュラルで、思う方向に上手く切れます。
今の所、私の工作になくてはならない物になっています。
では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
万力にダンボールを挟んで加工していますが、ヒルト材に傷をつけないために貼っています。一応、アルミのアングルを介していますが、このアルミアングルも使い込んでボロボロですからねぇ。アルミで鉄は傷つきませんが、木には跡がついてしまうので、ダンボールを充てています。
一応、穴を繋げたら、ヤスリで穴を広げていきます。
中目の細い組ヤスリで少しづつ慎重に進めます。
真鍮のヒルトだと、なかなか作業が捗らないのですが、木でヒルトを作るとアッと言う間に作業が終わってしまいます。楽で良いのですが、逆に1削りで削れる量が大きいので、慎重に進めないと、削り過ぎてしまいます。
さて、こんな風に削っていると…、けっこう部材が小さい割に万力の口がでかくて削り辛いんですよね〜。
そこで、一捻りして、こんな形で作業をしています。
シャコ万(ミニバイス)を万力で挟み、このシャコ万に部材を挟んで削ります。
写真には載っていませんが、ブレードの形に合わせて穴なの形を整形していきます。
で、こんな感じでヒルトとブレードの隙間も殆どなくバッチリです。
柘植のヒルト材も加工。こちらはチョットいい気になって削りすぎたかな??。
ややブカブカ気味ですが、とりあえず綺麗にブレードが嵌るようにしました。
まぁ、とりあえずヒルトの加工はここまで。
ではでは、今日はこんなところで。
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