土曜日, 10月 23, 2021

隕鉄?のナイフ14

1週間空けてしまいました…。失礼しました。
隕鉄?ナイフの続きです。
これ以上絵の部分を加工してしまうと、固定が難しくなるので、ブレードベベル(刃面)の削りを始めます。
すでに中心線は引いてあるので、先ずはベベルストップ。普通であれば直径5mmくらいの丸棒ヤスリで加工しますが、今回は滑らかなカーブの立ち上がりにするので、楕円状の丸ヤスリで加工します。
中心線ギリギリまで削っていきます。


では続きは下をポチッとな!。
続きです。
平ヤスリで急な角度で中心線まで削っていきます。


ここからベベル全体に削りを入れていきます。
ちょっと写真が少なかったので、裏面の削りで少し細かく説明しますね。


では、反対面も同じように加工します。
楕円の丸ヤスリで最初の削りをして、赤マジックを入れます。
この赤マジック、私のナイフ作業ではよく出てくるのですが、「これ以上削ってはいけない」目安として塗っています。
削っていくと、どこまで削ったか分からなくなるので、この赤マジックのところに差し掛かり、色が取れ始めるのを目安として削りを調整することができます。


反対面と同じく、平ヤスリで刃面の削りを急角度で削っていきます。


そして、同じように「これ以上削ってはいけない」赤マジック入れていきます。
これからは面を削っていき、この赤マジックが縁にギリギリ残るくらいに削ります。


こんな感じですが…ルーペで覗くと端に赤マジックが微妙に残るくらいまで削ってます。

そうそう、ベベルストップのかなり手前で段差ができていますが、一気にベベルストップまで削ってしまうと微妙なカーブの調整ができないので、ここから先は慎重に作業を進めるため、一旦ここまでで止めておきます。


ここで、ちょっと作業場が進化?。
いままで万力の下はそのまま床に削りカスを落としてました。あとで掃除機で吸えばOKでしたが、今回から?、塩ビの板を下に敷くことにしました。お掃除がとても楽になりました(なんで今まで○十年もやってなかった???)。


さて、重さですが、ベベルの研削で少々スリムに。20gほど軽量化ができました。


ではでは、今日はこんなところで。

0 件のコメント:

コメントを投稿