土曜日, 6月 27, 2020

鍛金(金床)の防音・防振対策

今回もお絵描きのつもりでしたが、さすがに脱線のし過ぎは如何なものかと…。
という事で、少し改心して?、工作関係の話題です。

最近、ナイフそっちのけ!で、ペン作りにハマっておりまして。色々試行錯誤しながら新しいペン作りに勤しんでおります。ちなみに…ナイフ作りはボチボチとですが進んでますよ。

さて、そんな訳で?、ペン作りの時に多用する鍛金加工について。
まぁ、私は手を出してませんがフォールディングナイフ のピンのカシメにも有効かと思いますので…お付き合い下さい。
鍛金加工にはこの芋槌と線路の金床を使ってます。
最初は机に直に金床置いてカンカンやってたものですから、家中に打撃音が響き渡るだけではなく、外にも音漏れしてて、そのうち苦情が来るのではないか…という状態でした。
さすがに苦情が来てからでは遅いので、下の様に耐震ゴムマットを敷いてカンカンやってましたが、殆ど交換無し…。
さてさてどうしたものか…と思案してるところに、単身赴任のお話が来て、鍛金のペン作りは頓挫してしまいました。が、単身赴任先でのナイフ作りなどで多少のカシメが必要になり、一層の防震と防音対策が必要となりました。なにせ単身赴任先は集合住宅でしたからね。


さて、そんなわけで(前振り長くなりましたが)、ほぼ完璧?な鍛金加工の防震防音対策を紹介しますね。
では、続きは下をポチッとな!。

続きです。
先ずは、金床があちこち行かない様に滑り止めとして、あと、吸音も兼ねて厚手の革を二重に敷きます。


その上に低反発のスポンジを敷きます。厚みは10mmです。もう少し厚めでも良いと思いますが、あまり厚いと金床がグラグラしてしまいます。金床の重みと、打撃の圧?で最終的にかなり押し潰されて5mm厚くらいになります。


その上に、「黒セルスポンジ」というのを置きます。厚みは30mmありますが、かなり硬めのスポンジなので、金床がグラグラすることはありません。


その上に圧力分散と滑り止めも兼ねて、防振ゴムマットを敷いて準備完了となります。


この上に金床を置いて、叩いてみると…、金床独自のキンキンという金属音は消せませんが、大きな打撃音は殆ど無くなります。
かなりの低予算(1000円程度)で効果の大きな対策とれます。


最後に、私の場合、ご覧の通り小さな金床で、ゴムマット等も100mm四方の小ささです。
また、ペン作りの鍛金は、かなり小さな作業のため、槌を振り上げるような事はなく、手首のみのストロークで、打撃も小さいです。
大きな金床や、強いハンマリングが必要な方は参考にならないかと思います。悪しからずです。

ではでは、今日はこんなところで。

2 件のコメント:

  1. いいですねかなり行けると思います、僕も同じような仕組みで防音防振対策しております。

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    1. 匿名さん、コメントありがとうございます。
      同じ様な仕組みですね。これ、結構良い防震防音対策になりますよね。
      最近は、低反発のをもう1枚足しています。
      それと、金床のくびれ部分(レールですから)にボロ布を巻いて、クランプで固定して「キンキン」という打撃音も少し緩和させています。
      もう一つ、一番下に敷いてた革はやめて、100均などで売っている滑り止めマット?を敷いてます。
      ご参考まで。

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