日曜日, 9月 12, 2021

隕鉄?のナイフ10

今日も隕鉄?ナイフの続きです。
前回で、やっと切り出し&ベベル(ベベルとは刃面ですよ)グラインド…いやいやグラインドではなく切り出しですね…が終わりましたので、ベベルストップ(刃面の立ち上がり)を加工していきます。

丸ヤスリで削っていきますが、これだけ高さのあるベベルストップ…いままで経験がありません。普段ベベルストップで使っている5mm径くらいの丸ヤスリではお話にならないので、径が10mm以上のこちらの丸やすりを使います。
けど、この丸ヤスリ、ちょっと普通のヤスリとは違いますよね〜。そうなんですよ、「鬼目ヤスリ」です。鬼目やすり…普通は木工用なのですが、鋸ヤスリと同様金属にも使えますよ!。
あまり力を入れすぎると、ガツッと噛んでしまい動かなくなりますが…まぁ少し動かして要領を得ると、結構ザクザクと大胆に削れて気持ちいいです。良かったらお試しください。


では、続きは下をポチッとな!。
続きです。
こんな感じに削れてきました。φ10mm以上の丸ヤスリのベベルストップ。この高さのベベルストップでもおかしくないですよね。


反対側も削っていきます。
鬼目ヤスリ、結構良い感じで削れますよ。
ベベルストップのアール部分とベベル面に段差が見えますが、ここはまだ繋げません。この後、ベベルを加工してから綺麗に繋げていきます。


さて、いよいよ本格的な?ベベルのグラインドに入ります。
このシリーズ第6話で既にセンターライン、ベベルの厚みなど細かい罫書き線を入れてありました。この罫書き線に沿って削っていきます。
先ずは、当初予定していたベベルの厚みを綺麗に整えていきます。
けがき線の外側、削り落とすところに赤マジックを入れて見やすくします。


この余分なところ、赤マジックのところを急な角度(30度くらい?)で削り落とします。


背側と腹側の両方、余分な厚みを落とす準備ができました。


では、今日はこんなところで。

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