2018年2月4日日曜日

コンテストナイフ29 の29

さて、前回(昨日)脱線したので、また戻りますね。

前々回(コンテストナイフの28)で紹介した段階で、一応、ナイフ本体の「整形」が終わりました。
前にも書いたと思いますが、私の使う「整形」と「成形」は意味合いを変えてます。
「成形」はザックリな形を削り出す作業。
「整形」は、読んで字のごとく?、形を整える削りです。
で、前回「整形」も終わり、あとは磨きに入るだけになりましたが、ここで調子に乗って磨きをかけてしまうと、ケースを作る時に傷が入ってしまう可能性があります。
普通の?革ケースを作る時はあまり気にしないですが、私の場合、革以外のものでケースを作りますから、傷が入る可能性があるので、整形が終わった段階でケース作りに入ります。

フゥ…、前置きが長くなってしまいました。
では、本題。の前にもう少し。
週に1〜2回の更新なので、今のペースで進むと…終わりが見えてこない?。まぁ少なくとも次のコンテストナイフに被るくらいのペースになりそうなので、一気に進めていきたいと思います。

なので、記事も写真も長くなりますが、お付き合いよろしくお願いします。

そういうわけで、いよいよ本題。
今回のケースも昨年同様、ケースは2つ作ります。
昨年みたいに、勢いで2つ作るのではなく、きちんと考えて2つ作りますよ。
1つはディスプレイ用。もう1つは実用に使えるケースです。
今回はディスプレイ用のケースの紹介です。

本当はデザインから紹介したいのですが、これも載せ始めるとキリがなくなるので…、省きます。一応、2つのケースをデザインするのに、スケッチブック1冊以上描き込んでますよ。

材料はアセテートという天然由来の樹脂を使います。
色はチョット茶色味ががった透明な素材です。厚みは6mmです。

型紙を作り、形を罫書き写してアセテートを切り抜きます。


では続きは下をポチッとな!。

続きです。
切り出しました〜。


刃が入るところを削っていきます。
ここはハンドフライスで。エンドミルだと削れ過ぎてしまうので、ルータービットで慎重に削っていきます。


こんな感じで削っていきます。


さて、ここで刃の入り具合を確かめながら進めたいのですが…、
ナイフ本体のブレード部分は厚く保護してたので、これでは摺り合わせができません。


ので、刃をご開帳〜。
柄はまだ磨いてませんが、全体の感じが見えますね〜。
ん〜!、カッコイイなぁ〜(自画自賛)。


で、改めて保護を。
ここはセロテープで保護しておきます。
ちなみに、今回もゼロエッジで作っていますから、この状態でもスパスパと切れますよ。
セロテープを貼っている間も手を一皮剥くヒヤリハットがありました…。


で、摺り合わせをしながら、ベベルストップからリカッソにかけての段差をケースの方に写していきます。
ここをしっかりしないとケースに収めた時、ガタが出てしまいますからね。


こんな感じで、ピッタリです。


左右の合わせ具合も確認しながら、微調整の削りをしていきます。


で、摺り合わせが終わったので、マスキングテープで刃面の側を保護します。
これから色々と接着をしていきますが、アセテート専用の接着剤を使います。実はアセテート専用の接着剤、とてもサラサラなんですよ。流れ込んでしまうと色々面倒なので、保護テープを貼っておきます。


で、左右を貼り合わせる前に、横の補強材を貼り付けます。
補強材と言うより、ブレードの厚みから柄(ハンドル)の厚みに持っていくための繋ぎ材みたいな感じです。


で、接着完了。


裏側(刃が入る側)はこんな感じです。
無事、接着剤の流れ込みも無く、完成しました。


では、長くなりましたが、今日はこんなところで。

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